THE READINGS リーディング

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Director's Message 白鳥 哲 監督 メッセージ

白鳥 哲 監督 メッセージ
命は脈々と繋がっている

今、世界で起きていることを見回すと、唯物的価値観の行き着くところまで行ったがゆえのひずみを感じます。つまり、自分本来の生きる意味を見出だすことが出来ず、生きてる意味なんてない、出世や名誉、お金持ちになることが唯一の指標で、それが出来ることが成功で、それ以外は無価値であると考える、そんな世界観が蔓延しているように思えます。

人間は機械のような存在で、死んだらそれっきり、どんな生き方をしようがしまいが、生きることは何の意味もないことなのでしょうか。命は本来、脈々と繋がっていて、それらは巡っているというのが本来の生命現象です。 唯物的価値以外に意味を見いだせない、生きることに意味を見いだせない価値観の果てにあるのは、自滅です。

量子力学の進歩で、現在、「宇宙に満ちてる情報のフィールド(場)に残るものは、肉体がなくなっても存在する」ということが、科学的にも検証されつつあります。私たちの今を生きる生き方、全ての行動、行為が、量子レベルで記録されつづけ、その情報は潜在意識の記憶を通じて肉体に影響を与え続けているということです。

それは古くから「魂」と呼ばれる領域です。その領域で記録され続けた情報は『インフォーム(形作られる)』されたものとなり肉体レベル、物質レベルに具体的に影響していきます。

他者を傷めればその情報は潜在意識を通じてやがて自分自身が受け取り、他者に対して愛や敬意を捧げることは、やがて自分の記憶を通じて自分自身が受け取るものとなるのです。人間や全ての生きとし生けるもの、地球、宇宙に対して、捧げ、尽くす行為はやがては自分自身に戻ってくる。全ては繋がっており、全ての行為は自分自身の為にしていることなのです。

一人一人がこのことに気づけたら、世界は確実に変わります。地球蘇生の方向へ向かい、心の底から豊かで幸せであると実感できる世界となることでしょう。

Profile
白鳥 哲
Shiratori Tetsu

長年文学座の俳優として様々なテレビ、舞台、映画、声優として活動した後、アニメの声優の仕事をしながら映画監督として活躍する。

劇場公開作品として、映画『ストーンエイジ』《2006年公開》、映画『魂の教育』《2008年公開》、映画『不食の時代』《2010年公開》、映画『祈り〜サムシンググレートとの対話〜』《2012 年公開》、映画『蘇生』《2015年公開》がある。

映画『祈り』は、ニューヨークマンハッタン国際映画祭グランプリなど数々の国際映画祭で賞を受賞し3年3か月の国内歴代一位のロングランを達成。

主な出演作品はアニメ「クレヨンしんちゃん」「名探偵コナン」「宇宙戦隊キューレンジャー」劇場用アニメ「ひるね姫〜知らない私の物語〜」マイケルジャクソンの声などを担当。主な著書に「ギフト」(エコー出版)「世界は祈りでひとつになる」(VOICE)「プレアデス・メシアメ ジャーとエドガー・ケイシーの未来リーディング」(ヒカルランド)「地球蘇生プロジェクト「愛と微生物」のすべて」(ヒカルランド)、「エドガー・ケイシーの超リーディング(ヒカルランド)などがある。

シネマ夢クラブ推薦委員、一般社団法人 9千年続く平成のいのちの森プロジェクト理事、エイベックス専任講師、地球蘇生プロジェクト代表、株式会社OFFICE TETSU SHIRATORI 代表取締役社長